三恵工業所で行う“アルマイト処理”
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アルマイトの種類
硫酸浴アルマイト(JIS H 8601)、硫酸浴硬質アルマイト(JIS H 8603)、シュウ酸浴アルマイト(JIS H 8601)が一般的となっています。- 1. 硫酸浴アルマイト
- 皮膜厚さはあまり得る事は出来ません。染色性に優れている為、化粧品ケース等の身近な装飾品に用いられる事が多い。
- 2. 硫酸浴硬質アルマイト
- 普通アルマイトと比較し液の濃度や温度といった条件、電解条件等が異なり、皮膜の構造はポーラス径が大きくなり、孔数は減るが、孔壁が厚くなる為に硬度が増す。(最大で普通アルマイ ト皮膜の1.5倍)
- 3. シュウ酸浴アルマイト
- 日本で実用化された陽極酸化法で、耐熱性に優れており、以前はやかんやなべ等の実用品に多く用いた。皮膜内にAl以上の重い原子を含まない為、リン(P)や硫黄(S)の放出がない。